世界中での難民問題の深刻さが問題となり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)らの申し出により、
2000年12月4日の国際連合総会で『世界難民の日』が定められた。 日本では、国連難民高等弁務官事務所の駐日事務所、国連UNHCR協会などが毎年キャンペーンを行っている。 2017年世界難民の日前に発表されたUNHCRのレポート『グローバル・トレンズ・レポート(年間統計報告書)』によると… 紛争、暴力、迫害により世界で強制移動を強いられた人は過去最多になった。 家を追われた人の数は1年間で約30万人増え、3秒ごとに1人が新たに避難している。 さらに難民の半分は幼い子どもたちだ。 親とはぐれてしまった状態で庇護を求めている子供少なくない。 一方で、一部の人にとっては難民や国内避難民の帰還、 そして第三国定住などの解決策によって明るい兆しが見えた年でもあった。 ただし、多くの人は将来に不安が残っている。 2016年末時点で、世界の難民大多数が低中所得国に避難している。 その背景には、難民受け入れの問題に対して国際的な合意がない状況が続いていることや、 紛争地域に貧困国が隣接していることなどが影響している。 適切に解決されなければ、不安定な状況を招き、 結果的に更なる人道支援の必要性の高まりや、相次ぐ強制移動にもつながるとされている。 さて、私たちは何ができるのでしょうか? 出典: ウィキペディア(Wikipedia)・UNHCR日本
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